合唱コンクール

【2015年度合唱コンクール 総評】
どのクラスもそれぞれの持ち味を生かし、クラスのカラーが感じられる素晴らしい演奏でした。今日の本番を迎えるまでには、各クラス様々なドラマがあったと思います。練習が上手くいかなかったり、仲間とぶつかり合ったり・・・その一つひとつが皆さんにとって大事な宝物となり、これから生きていく上での糧となってくれることと思います。合唱は、補欠も代打もいません。一人ひとりが主役であり、誰一人として欠けてしまってはいけません。3年生にとっては、今日の合唱が人生で最後になってしまう人もいるかもしれません。でも、私たちの心を豊かにしてくれる合唱、そして音楽をこれからも愛好する気持ちを持っていてください。今日は素敵な音楽を、本当にありがとうございました!そして、お疲れ様でした!
【今年度の課題曲】
今年度の課題曲『大地讃頌』は、長年歌い続けられている合唱曲の王道であり、また中学校で歌われる最も定番の曲のひとつです。本来は混声四部の曲ですが、女声三部にも編曲されており、広く親しまれています。 私達の住むこの大地はかつて原爆によって脅かされ、いまもなお大震災や噴火などの天災に見舞われています。その大地を責めたり、恨めしく思ったりするのではなく、大地の偉大さに感謝しようという作詞者の想いを音楽にのせて盛大に歌い上げてほしいと思います。何不自由なく生活できるこの日本という大地にも感謝の気持ちを持って、心を込めて歌いましょう。

金賞(芸術歌唱賞) 3年B組

【課題曲】『大地讃頌
【自由曲】『信じる

【クラスのコメント】
みなさんは何かを心から信じたことはありますか。私達3Bは、この合唱コンクールを通して、仲間を信じることを大切にしてきました。私達の想いが、会場の1人1人の心に届くよう、金賞を目指して全力で歌います。

【講評】
凛とした表情と立姿、さすが3年生です。2年生の時からもともと歌の好きな学年でしたが、更に豊かで大人の女性らしい歌声になってきました。本当に艶やかないい声のクラスです。「大地讃頌」は“maestoso(堂々と、壮大な)”という指示通りの演奏でした。大地の偉大さが感じられるようなダイナミックな表現が印象的でした。「信じる」は曲の細かな特徴にも気を配り、表情も豊かで歌詞の一つひとつに想いが込められていました。ここまでの仕上がりになるとは・・・仲間を信じた結果が現れたと感じました。



ゲスト演奏 クラシックギター & 琵琶

今回、ゲスト演奏を担当してくださったのは、本校の卒業生であり、筑前琵琶演奏家の譲原えりかさん、そしてそのパートナーで世界でも活躍をされている村治奏一さんにお越しいただきました。普段なかなか聞くことのできない筑前琵琶や、本格的なクラシックギターの音色に生徒たちは驚き、そして楽しんで音楽に耳を傾けていました。

【ゲスト出演】
(クラシックギター)村治奏一さん(琵琶)譲原えりかさん
【演奏曲】
ギター『Chance Monsoon(チャンス モンスーン)』(作曲:藤倉大)
ギター『Felicidade(フェリシダージ)』(作曲:アントニオ・カルロス・ジョビン 編曲:ローラン・ディアンス)
筑前琵琶歌『川中島』(作詞:南部露庵 作曲:橘旭宗)

表現賞 3年A組

【自由曲】「聞こえる」
3年A組は行動力のあるクラスです。合唱コンクールの練習にも、真剣に取り組み、声を出し合いました。そして合唱を通して、徐々にみんなで歌う楽しさを実感することができました。金賞を目指して頑張ります。
【講評】
一般的に、合唱が上手い団体は、ユニゾンが上手いと言われています。「聞こえる」のはじめのユニゾンは全く乱れることのない、皆が一致した歌声でした。のびやかで素直な歌声で、素晴らしい歌い出しでした。この曲は強弱やテンポの変化がめまぐるしく、合わせるのが大変だったと思います。団結力があらわれている歌声と変化に富んだ曲調にどんどん引き込まれていきました。このコンクールを締めくくるのにふさわしい明るく華やかな演奏でした。

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熱演賞 3年C組

【自由曲】「『新しい人』に」
私達3年C組は団結力の強い個性豊かなクラスです。自由曲の「『新しい人』に」はパートが4部あり練習するのがとても大変でした。今日は、世界が平和であって欲しいという思いを込めて歌います。どうぞお聞き下さい。

【講評】
3Bとはまた違った、あたたかみのある心地よいハーモニーを会場いっぱいに響かせてくれました。安定したアルトに支えられ、どっしりとしたハーモニーに心を揺さぶられました。自由曲は4部にも分かれる難曲にチャレンジしました。今日はお休みの人がいて、たった4人で歌っているパートもありながら、思わず息を呑むようなシリアスな部分から、全員で希望を歌い上げる所まで、幅広い表現力で魅了させられました。試行錯誤した練習の成果がまさに、ここで実を結んだのではないでしょうか。

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ベルカント賞 2年A組

【自由曲】「手紙」
私達2年A組は、明るく楽しいクラスです。課題曲の「大地讃頌」では、大地の雄大さを表現し、自由曲の「手紙」では今の私達に向けられた曲のメッセージを伝えられるように歌いたいと思います。
【講評】
2Aは大雪で授業が全クラス自習になってしまった時にも、合唱の練習をしたい!と言って許可をもらい授業をさせてもらうほど、やる気のあるクラスです。 「大地讃頌」の出だしは少し緊張しているのかと心配しましたが、次第にいつもの豊かなハーモニーになり、心地のいいハーモニーを響かせてくれました。「手紙」ははつらつとしたはじめのユニゾンが聞いていてとても心地が良かったです。必死に毎日を生きる思春期のみなさんにピッタリで、歌詞のメッセージがよく伝わる演奏でした。

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ハートフル賞 2年B組

【自由曲】「友~旅立ちの時~」
私達2Bには金賞を取ることよりも大切なことがあります。それは私達の歌を転校してしまった2人のクラスメイトに届けること。たとえ離れてしまっても、「同じ空の下僕らは繋がっている」。この歌を届けます。
【講評】
2Bの演奏を聴いて、昨年の元気な歌声とは一変した女声らしい大人の声になったことに改めて驚かせられました。「大地讃頌」では授業では聴けなかった豊かなハーモニーを響かせてくれました。いつの間に練習を重ねていたのでしょうか。そして、転校してしまった友人のために歌うと言って決めた「友~旅立ちの時~」。1週間前のリハーサルでは歌詞を間違え、皆でクスクス笑い出してしまうというハプニングもありましたが、今日の演奏は、今までの2Bとは全く違う一皮剥けた、熱くまとまりのある演奏でした。まさにYDK!やれば出来る子!「同じ空の下、僕たちは繋がっている・・・」いつまでもこのあたたかい気持ちを持ち続けてください。

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アレグラ賞 2年C組

【自由曲】「新しい世界へ」
私達2年C組は個性豊かなクラスです。自由曲「新しい世界へ」は、曲中にアカペラもあり練習に苦労しました。今日は歌詞にもある「心をひとつ」という言葉を胸に精一杯頑張ります。どうぞお聞きください。
【講評】
2Cは、2年生一個性の豊かな明るいクラスです。「大地讃頌」では、いつもとは違う真剣な眼差しで、素敵な演奏をしてくれる予感がしました。その予想通り、迫力のある演奏をしてくれました。「新しい世界へ」は空気を一気に変える軽やかなピアノでスタートしました。はじめのぴったり揃ったユニゾンの勢いに圧倒されながらも、3部に分かれるところでは豊かなハーモニーを響かせてくれました。 音楽用語でallegro(アレグロ)という用語を勉強しましたが、これは、音楽でいうと、「速く」という意味ですが、もともとは、イタリア語で「快活な」や「元気な」という意味です。まさに2Cにぴったりな言葉だと思います。この言葉を女声に向けて言うときには、allegra(アレグラ)という風に変化します。2Cにはアレグラ賞をお送りします。

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チームワーク賞 1年A組

【自由曲】「HEIWAの鐘」
私達1Aは、今日までたくさんの練習を重ねてきました。1Aは全員が個性豊かでひとつのことに対し団結のできるクラスです。その個性を生かして一生懸命歌います。自由曲「HEIWAの鐘」の2部合唱にご注目ください。
【講評】
1Aは責任者を中心に、皆でよく声を掛け合い毎日練習に励んでいる姿が印象的でした。「大地讃頌」の出だしは少し緊張した表情でしたが、どんどん1年生らしい明るく勢いのある声を聴かせてくれました。「HEIWAの鐘」は力強い伴奏と指揮がよく引っ張ってくれました。最後に向う繰り返しは、気持ちをキープさせるのが大変だったと思いますが、集中を切らさず、最後までエネルギッシュな演奏でした。来年・再来年が本当に楽しみになるようなクラスでした。

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ハーモニー賞 1年B組

【自由曲】「世界がひとつになるまで」
私達1Bは、とても明るく、活発であり、団結力のあるクラスです。自由曲、「世界がひとつになるまで」では、クラスみんなで心を1つにして歌います。1Bらしく、練習してきたことを生かせるように、頑張ります。
【講評】
1Bは授業中に聖歌を歌いながら、いつの間にか歌に合わせて体が揺れてしまう、そんな感性の豊かなクラスです。「大地讃頌」は強弱の幅があり、とてもダイナミックでありながら、非常にまとまったハーモニーでした。「世界がひとつになるまで」は一生懸命に歌う皆さんの姿がとても素敵でした。特にユニゾンでサビを歌う所は、歌詞に込められた想いがこちらまで伝わり、胸が熱くなるような力強さがありました。そして優しい会場全体をあたたかい雰囲気に包んでくれました。

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パフォーマンス賞 1年C組

【自由曲】「Hail Holy Queen」
私達1年生にとって初めての合唱コンクールです。自由曲では、「Hail Holy Queen」を歌います。歌詞が英語やラテン語ですが、協力して覚えました。みんなで乗り越えて迎えた本番を精一杯頑張りたいです。一生懸命練習してきました。この歌は戦争の愚かさを訴え平和な世界を私達で築こうという歌です。練習の成果をどうぞお聴き下さい。
【講評】
トップバッターというプレッシャーをはねのけ、のびのびと歌ってくれました。1週間前まではクラスがなかなかまとまらず心配していましたが、見違えるほどの団結さが垣間見られました。「大地讃頌」は学年一安定のアルトに支えられ、1年生とは思えない、とても充実したハーモニーを奏ででくれました。「Hail Holy Queen」の最初のユニゾンでは、全員の声と気持ちがぴったり合って、とても心地よく、まさにエンジェルボイスでした。手拍子が始まってからの皆の笑顔、途中の振り付け、ソロ等、今日が一番の出来で、会場にいる私たちを笑顔にさせてくれました。

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